スッキリでアイヌを「あ、犬」と脳みそ夫が差別発言で炎上!動画有

3月12日に放送された「スッキリ」で脳みそ夫さんの発言が注目されています。番組終了前の週末スッキリっすにおいてhuluで配信されている「Future is Mine -アイヌ、私の声-」の宣伝を行った脳みそ夫さん。

 

この投稿をInstagramで見る

 

脳みそ夫(@nou_misoo)がシェアした投稿

宣伝の最後にアイヌで謎かけをしたのですが「アイヌをあ、犬」と発言してしまい、アイヌに対する差別発言だと炎上しているようです。この記事では、脳みそ夫さんがスッキリで発言した内容と動画について紹介していきます。

【動画】スッキリでアイヌを「あ、犬」と差別発言して脳みそ夫が炎上!

脳みそ夫さんが放送中に「あ、犬」と発言した実際の動画がこちらです。

脳みそ夫さんは「この作品とかけまして動物を見かけた時ととく。その心はあ、犬(アイヌ)。ワンワンワン」と発言。その後何の訂正もないままスタジオに戻り番組は進行されました。

コーナー終了後も謝罪が無かった事から差別発言である事をほとんどの方が把握していなかったと思われます。北海道出身の加藤浩次さんが居ただけに、加藤浩次さんも知らなかったは少し残念な所かもしれません。

そして、当然ながらネットでは脳みそ夫さんの「あ、犬」発言に対して激怒されている方が多くました。

 

「あ、犬」がアイヌ民族への差別になる理由は

アイヌを「あ、犬」と発言するのはアイヌへの差別用語だと言われています。

しかし「北海道の和人なら私を一目見ればアイヌだと分かりますから、“あ、イヌが来た”といった差別的な言葉を受けてきました」

(引用:https://www.tokyo-jinken.or.jp/publication/tj_63_feature.html)

なぜ「あ、犬」がアイヌ民族への差別になるかというと、アイヌの方はヒゲや体毛がとても凄く濃いと言われています。ゆえに昔は日本人がアイヌ民族の方を見て「あ、犬が来た」と呼んで差別していた事がよくあったそうです。

人間を犬に例えていますからその時点で決して良い意味の発言ではありませんし、日本人が外国人から「イエロー・モンキー」などと差別発言を受けるのと変わらないものでしょう。

 

責任は脳みそ夫さんだけでなく番組スタッフにも?

そして、批判は謎かけで「あ、犬」と差別発言をしてしまった脳みそ夫さんに飛んでいます。宣伝はVTRとして流されていましから番組としては、リハーサルで何度か確認する段階した上でOKサインを出したはずです。

その段階で誰も指摘しなかったという事は脳みそ夫さん含めて「あ、犬」が差別発言だと認識していなかったのでしょう。ですからスタッフや制作者側が脳みそ夫さんのネタを確認してOKを出した事になりますから、全ての責任は脳みそ夫さんだけにあるとは言い切れません。

「あ、犬」が差別用語である事を知らなかった脳みそ夫さんに対してスタッフは確認するべきだったのではないかと。アイヌを取り上げる以上はどういった言葉を使用してはいけないかなど、最低限の知識を知っておく必要があったのかもしれませんね。

 

【追記】謝罪とコーナー休止の発表。

その後、放送当日の夕方に放送されたeveryで謝罪が行われたようです。

加えて脳みそ夫さんはTwitterに直筆の謝罪文を掲載されました。

3月15日に放送されたスッキリでも冒頭で水トアナウンサーや加藤浩次さんから不適切発言について謝罪の発表があり、脳みそ夫さんが担当していたコーナーは当面の間休止されるようです。

しかし、アイヌ民族への差別発言は余波が止まらず同じ日に、加藤官房長官も日テレ側に「番組における表現はアイヌの人々を傷つける極めて不適切なものであり、誠に遺憾だ」と抗議。アイヌ協会代表の大川勝理事長も差別発言に納得されておらず「日テレに何らかの形で抗議する」と発表されています。