(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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止まらぬ勢い
昨年の10月16日に公開され公開3日目には46億円、10日間で100億円、24日間で200億円、59日間で300億円を突破して、公開から16日で来場者が1000万人、45日で驚異の2000万人という大ヒットアニメ映画の「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」がついに大台となる興行収入400億円を記録した。
同作は「千と千尋の神隠し」の持つ、興行収入316.8億円(興行通信社調べ)の記録を超え歴代興行収入1位の記録を塗り替えて、さらに記録を伸ばし続けている。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
鬼滅の刃とは?
鬼滅の刃は週刊少年ジャンプで2016年11号から2020年24号まで連載された累計発行部数1億5000万部(電子書籍含める)を超える大人気マンガで、大正時代を舞台に主人公の竈門炭治郎(かまど たんじろう)が鬼と化した妹の竈門禰豆子(かまど ねずこ)を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚である。
アニメ版では原作コミックス第1巻から第7巻冒頭までを映像化した第1期「竈門炭治郎 立志編」が、2019年4月から9月までTOKYO MXほかにてテレビ放送され。アニメーション制作はufotableが担当した。
第1期放送に先駆けて、2019年3月29日より特別上映『鬼滅の刃 兄妹の絆』が全国11の劇場で2週間限定で公開された。内容は第1期の第1話から第5話で構成されており、ワールドプレミアとして3月19日より新宿バルト9にて舞台挨拶付き世界最速上映会が開催された。
劇場アニメの続編として、第2期「遊郭編」が2021年に放送を予定している。
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海外での人気
海外ではというとアメリカ、台湾、香港、オーストラリア、中南米などの45の国と地域で上映しており、4月23日には約1600館での公開なっているアメリカでは、5月半ばまでの累計推定来場者数が約351万人で興行収入は4395万6487ドル(日本円=47.8億円)を記録するなど海外での人気もすさまじいことになっている。
日本国内では累計来場者数2896万6806人、興行収入は400億1694万2050円を記録している。
今後上映される国の候補としてはアイルランド、イギリス、オランダ、トルコなど複数の国で公開が予定されており、まだまだ勢いは衰えなそうである。
Hood Demon Slayer.. video coming Soon. pic.twitter.com/usFndyM2s1
— (@kingvader) November 22, 2019
総来場者数と総興行収入
国内外問わず人気の鬼滅の刃だが日本を含めた全世界(45の国と地域)での総来場者数は約4135万人で、総興行収入はなんと約517億円にも昇ることがわかっている。
映画のあらすじ
家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹も鬼に変えられてしまった少年・竈門炭治郎が、妹を人間に戻すため鬼殺隊に入隊して壮絶な戦いを繰り広げる。
蝶屋敷での訓練で全集中・常中を会得した炭治郎たちは、新たな指令を受けて「無限列車」に乗り込む。
その列車では短期間のうちに40人以上の行方不明者が出ており、送り込まれた剣士たちも全員消息を絶っていた。炭治郎たち一行は、鬼殺隊最高位の剣士柱のひとりである炎柱の煉獄杏寿郎と共に、列車に潜む鬼と対峙する。
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