AKB柏木由紀 国指定難病「脊髄空洞症」の手術で休養へ

柏木由紀 難病 アイキャッチ

AKB柏木由紀が芸能活動休業? 国指定難病「脊髄空洞症」とは

AKB48の柏木由紀氏が「脊髄空洞症」の治療で一定期間の休養を発表

AKB48の柏木由紀しが今月8日、「脊髄空洞症」の治療のために芸能活動を一時休業することを公式サイトで発表した。

自身のTwitterでも「脊髄空洞症の治療のため、少しの間お休みをいただくことになりました」と報告した。そのため、6月に出演を予定していた舞台は休演することに。

7月に予定されているソロコンサート、8月に予定されているWACK所属グループとのコラボシングルのリリースは延期された(WACKとは「BISH」や「豆柴の大群」が所属する音楽プロダクション)。

7月15日、30歳の誕生日に向けての快復を目指して治療を進めるという。ただし、体に負担がかからないと医師によって判断された仕事は手術直前まで続けるそうだ。

「脊髄空洞症」発見の経緯

主治医が見つかる診療所Copyright©Aichi Television Broadcasting Co.,LTD. All rights reserved.

この国指定の難病である「脊髄空洞症」が発見されたのは、5月中旬に放送されたテレビ番組の企画内のできごとであった。

そのテレビ番組というのが『主治医が見つかる診療所 芸能人“お悩み解決”人間ドックSP』である。柏木由紀氏はこの番組で、人生初の人間ドックを受けることになる。

柏木氏は、昨年から左の指にしびれがあり、整形外科で「手根管症候群」と診断されたことがあることを明かしていた。

常にスマートフォンを持ち歩く生活が原因だと思っていたが、人間ドックでのMRI検査で、しびれにはもう1つの病気の疑いが判明する。

それが、10万人に1人とも言われる難病、「脊髄空洞症」であった。

もし「脊髄空洞症」であった場合、最悪歩行が困難になってしまうこともあるという。そのため検査を重ね、手術の決断をし、今回の休養へと至ったのであろう。

絶対的な人気を誇る柏木由紀のアイドル遍歴

知っている人も多いであろう「アイドル・柏木由紀」がどういった人物なのか、そのアイドル遍歴を見ていきたい。

柏木由紀氏は1991年7月15日生まれ、鹿児島出身の29歳である。以下の年表で見るアイドル・柏木由紀の知られざる絶対的なアイドル力には筆者も脱帽せざるを得なかった。

2005年、AKB48のオープニングメンバーオーディションの最終審査に残るも父親の反対で1度アイドルへの道を断念する。

 

2006年、アイドルになる夢を諦めることはなく、第3期AKB48追加メンバーオーディションに応募し、合格。現在も所属するAKB48のメンバーとなる。

 

2007年、AKB48劇場で初代チームBの一員として公演デビューを果たす。

 

2009年、現在所属しているワタナベエンターテインメントへの移籍が発表される。この年に選抜総選挙9位となりメディア選抜入り

する。さらに、新生チームBのキャプテンに就任することが発表される。

 

2010年、選抜総選挙では前年から1位順位を上げ8位に。ビスケットエンターティメント所属の倉持明日香・高城亜樹と新ユニット「フレンチ・キス」を結成。

 

2011年、選抜総選挙で3位となり、選抜メンバーとなる。

 

2013年、AKB48メンバー史上初の個人レーベル「YukiRing」からシングル「ショートケーキ」を出しソロデビュー。横浜アリーナでのソロライブでは、AKB48グループメンバーのソロライブとしては過去最大規模となる1万人を動員。

 

2015年、加入9年目にして表題曲のセンターとなる。選抜総選挙では自身初の2位となる。

 

2016年、現役メンバー初のソロ全国ツアーを開催。

 

2018年、大河ドラマ出演。

 

2019年、AKB48グループ最年長メンバーとなる。

 

2021年、「脊髄空洞症」の早期手術と治療のために休養へ。

国指定難病「脊髄空洞症」とは?

さて、柏木由紀氏が患った「脊髄空洞症」とはいったいどんな病気なのか。

病気についてや、専門家の意見も見ていきたい。難病情報センターでは、この病気について次のように解説している。

「脳や脊髄は液体の中に浮かんで、外部からの衝撃から守られています。この液体を脳脊髄液といいます。脊髄空洞症では、脊髄の中にこの脳脊髄液がたまった大きな空洞ができて脊髄を内側から圧迫するため、いろいろな神経症状や全身症状をきたす病気です。」つまりわかりやすく言うと、

「『脊髄』という人間の中心部にある出口のない箱のような部分に、何らかの原因で液体がたまり続け、その箱がパンパンになって、その箱本来の機能に影響が出ている」のだ。

この病気は、放置しておけば将来的にしびれの範囲が広がり、ダンスなどの仕事や私生活に支障が出るかもしれないという。

柏木氏にとっては特に、アイドルとして致命的になりかねない病気なのである。

この病気の治療法は、たまった液体の出口を作り、本来の箱(脊髄)の働きを取り戻す手術である。専門家による話では、決して難しい手術ではなく、術後1カ月もあれば回復するのだという。

詳しいことが知りたい方は難病情報センターまで→https://www.nanbyou.or.jp/entry/133

公式ホームページでのコメント

ワタナベエンターテインメントの公式ホームページでは今回の休養に関して

「平素より格別のご高配賜り深く御礼申し上げます。先日放送された番組内にて、柏木由紀が「脊髄空洞症」であることが判明いたしました。協議の上、大事をとり早期手術と治療のため、一定期間の休養をいただくことをご報告申し上げます。」

と伝えている。復帰の時期に関しても先ほど伝えた通り

「7月15日には写真集発売も決定しており、この日、柏木由紀は30歳を迎えます。この日を皆様に笑顔でお祝いしていただけるよう、治療に専念させていただきますことをご理解賜れますと幸いです。」

としている。

【コメント全文はこちら】

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Youtubeでのコメント

柏木由紀氏の公式Youtubeでも自身の言葉で「脊髄空洞症」について伝えている。

「このYoutubeにも出てたり、収録に出ていたりするように、すごく急いで治療しなきゃいけないわけではない」というように、いまのところ重大な状態ではないようだ。

この診断を受けた時の心境も述べており、「診断されたときの率直な気持ちとしては、え、私?!どういうこと?みたいな」と動揺を隠せなかったという。

現在始めている治療では、手のしびれが少しずつ抑えられていることも伝えている。この診断の教訓メッセージとして伝えているのが、「若い人はいかないと思うけど、みんな人間ドック受けて!」だそうだ。

早期発見であったから大事に至っていないことを切に訴えていた。当時の心境などを詳しく語っているので、全内容が気になる人はぜひ動画もチェックしてほしい。

【youtube】

本人が語る現状と薬の副作用とは?

柏木由紀氏のInstagramでは現状についての報告をしている。

情報番組の「正義のミカタ」で着た衣装の写真とともに、「現在のわたしは、少し首が痛いです。とても痛いときと少し良くなるときを繰り返しております。あとは薬の副作用でとんでもない眠気と毎日闘ってます。」と投稿している。

眠気などのせいで仕事にならないことも休養の要因の1つであろう。

この報道に関するメッセージ

「この手のバラエティって、半分タレントみたいなお医者さんと芸能人がキャッキャはしゃいでいるイメージだったのですが、今回のことで考えをあらためました。本当に早期発見が出来て良かったですね。」

「この番組ではDJKOOやドン小西もヤバイところを救われているいい番組。柏木さん出演して大正解でしたね。ホントにラッキーだと思う。」

このような、柏木氏を心配する声だけでなく、番組を評価する声もちらほら見かけた。

柏木由紀 難病指定 まとめ

柏木由紀さんのニュース驚きましたが、早期発見みたいでよかったですね。これから治療に専念するという事ですが、1カ月後、元気な姿を見られるといいですね。

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