進撃の巨人いよいよ最終巻発売!アニメ最終章の情報も!

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漫画『進撃の巨人』の最終巻が発売

人気絶頂の中、今年の4月に完結した漫画『進撃の巨人』の単行本最終34巻が今月9日に発売された。

発売日にはツイッターで関連ワードがトレンド入りするなど、盛り上がりを見せた。現在、最終巻発売を記念して、新宿駅ではスペシャルムービーが東西自由通路にて放映されている。

発売同日に劇場版のサブスク配信も決定され、ネットなどではいまだに大きな話題を呼んでいる。

今回はそんな『進撃の巨人』最終巻発売時の反応や、最終巻を読んでの疑問などをまとめてみた。

・発売当日、進撃コスで販売する書店員

『進撃の巨人』は、電子書籍を含む単行本累計発行部数が1億冊以上の大ヒット作である。なので、発売当日は様々な書店で特設スペースが設けられていた。

特に最終巻発売にあたって、異例の対応を見せたのは、全国のアニメイトやTSUTAYAであった。なんと書店員が作中の「調査兵団のジャケット」を着て販売に臨んだのだ。

例えば、東京都渋谷区にある「SHIBUYA TSUTAYA」では、特設売り場を設け、店員が作中に登場する「調査兵団」のコスチュームを着て販売を促進した。店の担当者は「調査兵団の一員になれた気がします」と笑顔で語った。その上で「『売るぞ!』という気持ちが湧いてくる。

漫画が終わっても作品を伝え続けるのは変わらない」と意気込んだそうだ。コスチュームは、発売当日のみならず、7月上旬まで着用する予定だという。

声優・梶裕貴氏のコメント

2013年から放送されている本作のアニメで、主人公エレンの声を担当している声優の梶裕貴氏(35)はTwitterで「諫山創先生。あらためて、素晴らしい作品を生み出してくださり、本当にありがとうございました。あとは我々が、エンドロールに向かって戦うのみ」と心境をつづっている。

さらに梶裕貴氏は、最終巻発売とともにネット上で行われているイベント『最後の調査兵団募集』にも参加した。これは本作でもおなじみの「心臓を捧げよ」のポーズとともに進撃の巨人の想いをネット上でシェアする企画である。詳しくは以下のサイトをチェックしてほしい。

【最後の調査兵団募集ページ】

新宿駅のスペシャルムービーとは?

12年間の感謝を込めてと銘打たれたイベントが、現在JR新宿駅東西自由通路にて行われている。

長さ45.6mの大型ビジョンに『進撃の巨人』の全巨人キャラクターが集結する壮大なスペシャルムービーが映し出されているのだ。

このスペシャルムービーは「感激の巨人」というタイトルで現在も放映されている。約1分ほどの映像ではあるが、広大なスクリーンに映し出される巨人の映像は迫力がある。是非ともチェックしていただきたい。

ネットでの声

ネットでは「今まで読んできた漫画で1番面白かったです。完結おめでとうございます!」といった声や、「諫山先生、約11年間お疲れさまでした」など諌山氏に対してのねぎらいの声が多く寄せられた。

また、「ついにこの日が来てしまいましたが、感動しました。早くアニメでも観たいです!」といった、アニメ最終章に対する期待の声も多くみられ、反響を呼んでいる。

【ネタバレあり】最終巻での疑問?

ここでの話は多少のネタバレ要素も含むので、まだ読んでいない読者の方はスルーを推奨する。最終巻は息もつかせぬ怒涛の展開であったが、ネットでは「伏線回収されてないところもいくつかあるよね?」といった反応もあり、話題となっている。その中でも2つほど気になった伏線を紹介したい。

1, ミカサの頭痛

ミカサが頭痛を起こすシーンがあったがなぜミカサは頭痛を起こしていたのか。また東洋の一族や刺青について。これらの謎が最終巻を読み終えてもあまり解明されていないのだ。

ミカサの頭痛に関してはいくつか考察が出ているが、それもかなり曖昧ではある。

進撃の巨人では別の世界戦について描かれることが多い。特に、ミカサの頭痛が起こるたびに漫画の中では別の世界戦での出来事が描かれている。つまり、別世界への憧れや、現実逃避などの願望を感じた時に、血の効果が発動して頭痛が発生しているのではないかという説。

そのほかにも始祖ユミルによる別世界の流入などという説もあるが、定かではない。これはこの説を参考に読者各々で考察していただきたいところである。

2, ベルトルトは死ぬべきじゃなかった

最終巻の中でエレンが「ベルトルトは死ぬべきじゃなかった」と話していたが、これは一体何だったんだという疑問。これは最終巻を呼んだ多くの読者が感じたようだ。

これに関しても様々な考察が蔓延っているが、筆者としてはどれもピンとこない。もちろん漫画の中でも描かれていないため、事実はわからない。

読者各々1巻から読み返して自分なりの考察をするのが最も楽しめるのではないだろうか。

本サイトでも別の記事で考察を行っているため、気になる方は「【進撃の巨人最終話】ベルトルトが死ぬべきじゃない理由」のページをご覧いただきたい。

編集者が語る作者・諌山創(いさやまはじめ)の軌跡

諌山創引用元:諌山創ブログ「現在進行中の黒歴史」

『進撃の巨人』がデビュー作である漫画家・諌山創氏がどういった人物なのか、担当編集が明かしてくれた。

担当編集が諌山氏に最初に出会ったのは、読み切りの『進撃の巨人』の持ち込みだったという。2006年にこの『進撃の巨人』はマガジングランプリで佳作を受賞している。

しかし当初から進撃の巨人が連載されたわけではなく、最初は新人賞目指して様々な作品を描いていたのだとか。進撃の巨人が連載開始したのは2009年、佳作受賞から3年後であった。

諌山氏は日本語が「日本語が超下手なんだけど超上手い」らしい。

日本語にないような表現が平気で書かれているが、表現したいことはしっかりと伝わるのだという。文書の最終チェックをする校了者ですら諌山さんの表現を「諌山語」として認めていたのだとか。

諌山氏は絵が下手だと言われるが、そうではなく、興味がない部分にこだわりがないだけだという。

「線を綺麗に描く」という部分に興味がない、線の綺麗さと絵の上手さには関係がないと思っているのだそうだ。むしろ、その線を汚いとすら思っていないらしい。

諌山氏が連載中に悩んだのは巨人対人間よりも、人間対人間となった14~16巻の時だという。それほど政治とか社会とかに詳しいわけでも、特別興味があるわけでもないのに背伸びして描かざるを得ないのが苦悩の原因であったようだ。

連載最終回、批判などがあり諌山氏は悩んだそう。しかし担当は、「誰にも文句なんて言わせない最終回になったと思う」と諌山氏の描きたかった世界が描けたと絶賛した。

アニメ最終章はいつやるの?

これまで盛り上がってきているアニメ『進撃の巨人』。その最終章(The Final Season)の第2期、第76話「断罪」が今冬放送決定している。

NHK総合にて放送が決まっており、各種メディアでの配信日時は12月7日(月)となっている。

進撃の巨人のラストがこの冬に描かれるとあって、期待する声が未だ止まない。

アニメについて

実はこのThe Final Seasonでは制作会社がこれまでの3期までとは異なっている。

1~3期まではWIT STUDIOが制作してきたもので、非常に評価が高かった。

しかし、3期で物語的に区切りがいいとしてWIT STUDIO側から進撃の巨人の終了を宣告された。

The Final Season制作にあたって、この作品の引継ぎの大変さから、どの制作会社も引き受けたがらなかった。

そして、唯一手を挙げたのが現在政策を引き継いだMAPPAだったという。

The Final Seasonでは、そこでの映像の細かい違いにも注目していただきたい。

『劇場版』のサブスク配信について

もちろん現在各種配信サービスでこれまでのアニメ進撃の巨人は配信されているが、今月9日に、新たな配信情報が解禁された。

劇場版「進撃の巨人シリーズ」の配信である。Season1(前編・後編),Ssason2の3作品が各種配信サービスで配信されたのだ。

さらにU-NEXTでは、昨年上映された「進撃の巨人クロニクル」も先行配信されている。

是非ともご覧いただきたい。

進撃の巨人 最終34巻 まとめ

進撃の巨人、いよいよ最終巻が出ましたね。この冬にまだアニメがあります。この作品からはまだまだ目が離せませんね。

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