進撃の巨人最終話ベルトルトが死ぬべきじゃない理由!カルラの死は必須条件だった

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4月9日に進撃の巨人の最終話(139話)が公開され完結。SNS上では最終話に対する考察が白熱しています。そして、考察の1つとしてエレンがアルミンに対して発言した「ベルトルトはあの日死ぬべきじゃなかった」という言葉が注目を集めています。

どうやらエレンはアルミンが世界を救うようするため始祖の力を使って本来ベルトルトが死ぬべきシーンで死なせず生かしてということです。

【進撃の巨人最終話】ベルトルトが死ぬべきじゃない理由

進撃の巨人最終話ではエレンが始祖の力を使いいわゆる記憶ツアーでアルミンと会話。その中でベルトルトが死ぬべきではなかった日についての話をします。

(画像引用:進撃の巨人139話より)

まず、エレンが発言している「あの日、あの時ベルトルトは死ぬべきじゃなかった」というのは92話で描かれたベルトルト(超大型巨人)がウォールマリア(一番外)の壁を壊したシーンに繋がります。

(画像引用:進撃の巨人92話より)

ベルトルトは壁を壊した後、人間の姿に戻ると後ろにダイナ(エレンの父・グリシャの前妻)の姿をした巨人がいました。ダイナは人間が意図的になれる能力を持った巨人ではなく意思の無垢の巨人。ダイナの目の前にいたベルトルトは捕食される対象でした。

しかし、ダイナはベルトルトを認識していたにもかかわらず無視して壁の中に入っていったのです。

(画像引用:進撃の巨人92話より)

ベルトルトも無垢の巨人の修正を知っていたことから、ダイナが目の前にいた自分を捕食しなかったことについて「え・・?」と疑問を抱いているのです。つまりエレンの「見逃して・・・」の直前には「(ベルトルトを)見逃して」という言葉が入ります。

そして、アルミンの絶望した顔の上に描かれている巨人の背中姿はダイナになります。つまり、これは巨人の姿をしたダイナがエレンの母親であるカルラを食べる前の描写になります。(漫画の2話)

そのため「×××①」には「ダイナにカルラを食べるよう」が入ります。ここまでをまとめると「(ベルトルトを)見逃して ダイナにカルラを食べるよう 向かわせたのは×××②」になります。

つまり、エレンはベルトルトが壁を壊した日、ベルトルトはダイナに食べられる(死ぬ)べきなかったということです。ダイナにベルトルトが食べられないようにしていた。ダイナがカルラを食べるように仕向けたのはエレンであったというわけです。そのため「×××②」には「俺(エレン)」が入ることになります。

再度エレンの発言を穴埋めすると「(ベルトルトを)見逃して ダイナにカルラを食べるよう 向かわせたのは俺(エレン)」になります。

ではなぜエレンがダイナにベルトルトではなくカルラを食べるように指示することができたのか。それはエレンが持つ始祖の巨人の力によるものです。始祖の巨人は巨人を操ることができます。エレンは始祖の力でダイナを操りカルラを食べるように仕向けたのです。

しかし、ダイナが壁の中に入って来た時エレンは巨人の能力(始祖・進撃)をグリシャから継承する前です。そのためエレンがダイナを操るのは不可能です。この矛盾を覆すのが始祖の力です。始祖の力の影響は過去や未来も関係が無く同時に存在します。

(画像引用:進撃の巨人138話より)

時系列がずれていたとしても始祖の力は時系列を無視することが可能になるのです。ダイナがカルラを食べるように仕向けた、壁の破壊も始祖の力を持った未来のエレンによるものだったということです。

 

カルラの死(ダイナに食べられるの)は必須条件

では、なぜ始祖の力を持った未来のエレンはダイナにカルラを食べるよう仕向けたのか。それは子供のエレンに巨人に対する憎悪を抱かせ、最終的に巨人がいなくなる世界を作るために必要な動機だったからです。

目の前で母親のカルラが巨人(ダイナ)に食べられたことでこの世から1匹残らず巨人を駆逐する意思をエレンに抱かせる。そして、それはエレンが壁外人類に対して地ならしを発動させることにも繋がるのです。

カルラがダイナに食べられなければエレンは巨人への憎悪を抱くこともせず、自身の巨人の力気付くことはなかったのです。もし、あの時ダイナがベルトルトを食べていれば、ダイナは人間に戻ってしまいさらに、座標(始祖の巨人がエルディア人を操れる能力)発動条件にもの王家の血を引いたダイナとの接触)にも気付くこ

エレンとアルミンが超大型巨人を継承することもなかったわけです。

とにかくエレンが巨人に対して憎しみを抱くきっかけ、カルラがダイナに食べられなければ物語自体が始まらず、絶対に必要な条件だったということです。こじつけ感はありますが、始祖の力によって過去・現在・未来に干渉できる時点で、エレンが初めからそうなる未来だと決まっていたのです。

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